ヴェネチア仮面舞踏会2017🇮🇹その二
ヴェネチアのカーニバルは一度は行きたい祭りとして有名である。2月の後半あたりに開催されるその時期ヴェネチアには趣向を凝らした仮面舞踏会の衣装を着る人々で溢れる。
サン・マルコ広場ではコスチューム大会も開かれていて、観光客はアジアでは感じることのできない不思議な空間に身を委ねることができる。
写真は基本的に快く撮らせてくれる。チップを要求されたこともない。凝ったコスチュームの人には人だかりができるので、紛れてこそっと取っていたのが私。。
街にはカーニバルグッズがあふれていて、誰もが気軽にマスカレード身につけ、迷路のようなヴェネチアの街を散策できる。街にはマスカレードが溢れかえっていて異様な雰囲気がただよっていた。
かくいう私もフルフェイスのヴェネチアンマスクを身につけ歩いていたら色々な人に写真を撮られたり、私が日本人だと気づいていない日本人にひそひそされた。
私のお気に入りのヴェネチアンマスク、名前はベネチア丸である。今ではすっかり私の部屋のインテリアとして活躍してくれている。これで20ユーロもしないのでトランクに余裕のある方は是非、購入していただきたい。最悪の場合身につけていれば日本まで安全?に持ち帰ることができるのではないだろうか。
〈ポーランドサバイバル隊〉と無事合流できた私たちはとりあえず宿に向かうため、サン・マルコ広場に向かった。
ベネチアではバスやタクシーは使えない。使えるのは水上バスだ。
ゴンドラは確かに高いが、水上バスは一日券を買って何回もなるとお得である。
歩くだけで楽しいと一番感じた街がヴェネチアだなので元気があれば歩いて見ても良いかもしれない。
(ゴンドラを見ると私は漫画「エロイカより愛をこめて」でエーベルバッハ少佐がジュリオとアデリーナを追いかけていたシーンを思い出さずにはいられない。。笑)
カーニバルの季節は宿を取るのが一苦労と聞いていたため、出発二週間前に焦りに焦っていたが、4人が収容できるホテルが空いており、しかも!サン・マルコ広場の付近に宿を取ることができた。1人5000円ほどだったと思うが、そこまで高い方ではないと思う。
意外と宿はあるんだな、、とさすが観光大国だ。
優しいコンシェルジュが魅力的なホテルで、部屋が余っていた為バスタブまでついた広い部屋に、値段はそのままで変えてくれるというオマケも付いていた( ^ω^ )
今確認するとBooking.comの評価は低い。とはいえミュンヘンのストレスフルなホテルと比較すれば素晴らしかったことに変わりはない。学生には十分すぎる部屋だった。
宿に重い荷物(1つ言っておく、重いトランクは階段の多いヴェネチアでは命取りだぁぁぁあ!!)を預けた、ベニスでしなないチームは、名前にちなんで映画「ベニスに死す」のロケ地となったヴェネチア・リド島に向かった。
特に何もない島だったが、観光客は少なく過ごしやすかった。そして私はここで四月からの勤務地を知ることとなった。
うっかりイタリアで勤務地決定のメールを受信するとは採用担当者の方も予想していなかっただろう。。。
観光地感のない地元感を感じれるリド島。
トーマス・マンの「ベニスに死す」を読んでから是非訪れて欲しい。
👆ゲートも訪れたというカフェ・フローリアンで、コーヒーを飲んでいる最中に外で撮影していたおっさん。ガラス越しの目の前の私たちには目もくれず、ずーーーーっとガラスに張り付きながら撮影会をしていた。奇妙。ナルシストなことはガラス越しに伝わってきた笑
今日のところはここまで📸